連載記事:植物のおまもり
梅、バジル、高麗人参で喝! 暑さをパワーに変える真夏のインナーケア【植物のおまもり Vol.8】
暑いというだけで、何もしなくても体力を奪われてしまう夏。体調もコントロールしづらくて、苦手に感じている方も多いでしょう。今回は、心身ともにダメージの大きい夏をイキイキと、美しく乗り切るための「植物のおまもり」をご紹介します。
■まずはツボを押さえた養生で基礎体力をアップ
夏はすべての生命が血気盛んに躍動する季節。人も同じで、体を動かして気をめぐらせ、汗をかいて熱を発散させるのが本来の健やかな過ごし方です。
体力に余剰があれば暑さを気持ちよく感じられ、パワーに変えられるのだけど、そうでない人は逆に体力を奪われて、つらい季節になってしまいます。
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そうならないために、まずは日中の強すぎる日差しを避け、身にまとうものを調節して冷房との温度差を回避。食欲がなくても冷たい飲みものや麺類に偏りすぎず、心地よく眠れる環境を整えて。
そんな体力を養う暮らしにプラスして、上手に生かしたい植物のおまもりはこの3つです。
■たっぷりのクエン酸とミネラルなどを含む「梅」
梅干し、梅酢、梅肉エキスに梅ジュース、もちろん時には梅酒でも。暑さでぐったり、そんな時にひと粒の梅干しや一杯の梅ジュースを飲むと、
疲労感がすっきりと洗い流され、体は軽く、表情も自然と明るくやわらぎます。
1ヶ月半かけて有効成分をてんさい糖で抽出した梅シロップは、この夏の楽しみ。ミネラルウォーターやペリエで割っていただきます。
これは細胞がエネルギーを作り出すサイクルを、梅の成分が活性してくれるため。
失われがちなミネラルを補給し、胃腸の働きを整える作用もあって、
むくみや
食欲対策にも効果的です。
お好みの梅製品を常備して、毎日少しずつ。夏バテ予防に役立ててみてください。
自然栽培、在来種の青梅のパワーがギュギュッと凝縮した「アムリターラフーズ」の梅肉エキス。酸味がきつい方はお湯に溶き、ハチミツを適量加えて飲んでみて。50g ¥5,400(8月24日から15g ¥1,620も限定発売)