2023年12月18日 08:20
両親が遺した土地にマイホーム→夫「俺の家族も呼ぶ!」新生活が地獄に!しかし不思議な出来事が起きて
ある日の休日、不動産屋さんから1本の電話がかかってきました。用件は管理をお願いしている家のこと。両親を早くに亡くした私は、両親が住んでいた家を相続し、賃貸に出していました。話を聞くと、今家を貸している人が転勤になり、退去されるとのことでした。
家も劣化しており、思い切って建て直すか売ってしまうか……。悩んでいると、夫がそこに家を建てようと言い始めたのです。
マイホームにかけた願い
実は夫のことで悩みがあった私……。結婚以来、子煩悩で家族優先だった夫は、子どもが大きくなるにつれてだんだんと自分の予定ばかりを優先するようになり、家ではスマホをいじってばかり。
私の話もうわの空で、休日も家に居ないことも増えていました。
家を建てれば、元の夫に戻ってくれるかもしれないと、望みをかけてマイホームを建てる決心をしました。
最初は家を建てることに積極的だった夫でしたが、結局すべて私に丸投げ。手続きをすべてひとりでやるのは大変でしたが、子どもたちは広い家に大喜び! そんな顔を見ていたら、家を建てて良かったと思えました。
突然の同居宣言
引っ越しから数週間後、夫はとんでもないことを言い出しました。義母と義妹がこの家に引っ越してくるというのです。
そんな話は聞いておらず、私はビックリ。義母は、ずいぶん前に義父を亡くしてから、義妹と母娘2人で暮らしています。
義妹は高校を中退してからは、いわゆるニート状態。義母も義父の遺産と貯金に頼って生きていて、今まで仕事をしたことがないのだとか……。
夫は親孝行のつもりでいますが、事前に何の相談もないまま引っ越して来られても困ります。そもそも同居は考えていなかったので、部屋が余っていません。それでも夫は、子どもたちの部屋をあてがえと言うのです。
自分の部屋を持てたことを喜んでいる子どもたちから部屋を取り上げるなんて、私にはできません。しかし夫は「嫁のくせに、夫の家族が来るのを拒むなんて間違っている」と言い張ります。
私の気持ちも知らずに、夫は言いたい放題。
あまりの身勝手ぶりに、呆れてしまいました。家を建てることに積極的だったのは、義母と義妹を呼び寄せようという魂胆だったようです。
ストレスだらけの同居生活
私が返事を濁したままにしていると「実家の売却が決まったからもう同居は確定」