連載記事:<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ
笑いがとまらない! ユーモア絵本<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ Vol.8
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絵本の読み聞かせ中に子どもが大笑いをして「この絵本、ツボにはいってるな~」なんて思ったことはありませんか? 笑いのツボは人それぞれですが、子どもたちの笑顔を引き出そう、楽しませようと工夫がこらされた絵本はたくさん存在します。
今回は
絵本ナビ協力のもと、編集部から「笑いがとまらない! ユーモア絵本」をご紹介しましょう。
1位 だるまさんが
作:かがくい ひろし/出版社:ブロンズ新社
「だるまさんが」(絵本ナビ紹介ページ)
ぼかしのはいった色合いが優しい気持ちを呼び起こす、だるまさんが主人公の絵本です。手足のあるだるまさんが重たそうなお腹を精いっぱい持ちあげて、お相撲さんのようにシコを踏む姿が愛らしい! その一方、笑顔でおならをする姿に思わずこちらも笑ってしまいます。特にストーリーがあるわけではありませんが、小さな赤ちゃんをも笑顔にするユーモア力のある1冊です。
2位 キャベツくん
作・絵:長 新太/出版社:文研出版
「キャベツくん」(絵本ナビ紹介ページ)
日本の絵本賞「絵本にっぽん大賞」を受賞している作品。おなかがすいたブタヤマさんがキャベツくんを食べようとすると「ぼくをたべるとキャベツになるよ!」といわれてしまいます。空には体のどこかがキャベツになってしまった動物たちの姿が…。独特の世界観がありますが、ブタヤマさんの「ブキャ!」という叫び声は子どものツボにはまるよう。親子で「ブキャブキャ」言い合いながら笑顔で楽しめる1冊となっています。