連載記事:「幸せ力」の育て方
「3つのH」で子どもの能力が伸びる&幸せになれる(「幸せ力」の育て方 Vol.15)
子どもが将来、自分自身の力で幸せになるためには、どんな能力が必要なのか。その能力を育むために、どんな子育てをすればいいのか。
発達心理学などが専門の内田先生にこれまで伺ったお話をまとめ、さらに大切なポイントを加えてご紹介します。
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親が「安全基地」になることで、子どもは安心して能力を伸ばせる
子どもが幸せに生きるために、内田先生は次の力が大切だとおっしゃっています。
●創造的想像力
●自律的思考力(自分で考える力)
●探究心・意欲
●自尊感情(自分を大切にする力)
●精神的回復力(レジリエンス)
これらの力を育むために、親はどんなことをすればいいのでしょう。
「子どもが伸びる、共有型しつけ(※詳しくは
子どもの学力格差は幼児期に決まる? 親の「しつけスタイル」が重要な理由 ~「幸せ力」の育て方vol.11~)を心がけましょう。
子どもの気持ちに寄り添って、とにかくかわいがってあげてください。
自分を大切に思う気持ちは、親から愛されることで育ちます。
それは精神的回復力につながります。
子どもは親から大切に見守られ、肯定されることで『きっと、なんとかできるんじゃないか』と前向きな気持ちになり、それが探究心や意欲を伸ばすことになります」