コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
「病院に行こう」 言い出したのは夫だった【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第4話】
オットが言いました。
すでにネットで検索し、不妊治療専門の病院を見つけていたようでした。
結婚してもうすぐ丸4年になろうかという、ある日。
私は27才になっていました。
当時の不妊の定義というと「避妊しないで2年以上妊娠に至らない状態(※)」と言われていました。
私たち夫婦は、ばっちりそれに当てはまっていました。
(※)2015年8月、日本産科婦人科学会は不妊の定義を従来の2年から諸外国に合わせて1年に変更。
オットの提案に数秒固まりました。