コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
人工授精にトライ!こうして赤子を授かった〜不妊治療体験記【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第12話】
初めての人工授精は月経が始まったことで、成功しなかったことを知りました。
そこまで落ち込むことはありませんでした。
「…まぁ、まだ1回目だしね。」
自分の中で6回までは挑戦してみると決めていました。
そして、おそらくそれまでには妊娠できると、不思議な自信も持っていました。(今思えば何の根拠もない(笑))
オットは「精子無力症」と診断され、その後の複数回の精液検査でも精子の運動率は基準をかなり下回る結果が続いていました。
しかし、人工授精の時は洗浄濃縮され、人工授精するには問題ない値になっていました。
私も毎回の診察でしっかり排卵していると確認していました。
だから回数を重ねて、確率を上げていけば、いつかきっと妊娠できる。そう思っていました。