コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
忘年会シーズン! 夫が飲み会に行っても妻が不機嫌にならずに済む方法とは?【コソダテフルな毎日 第51話】
さて、前回に引き続き夫の「飲み会」になぜイライラしてしまうのか。というお話の続きです。
どうして休日出張なら許せるのに、仕事終わりの飲み会は心がささくれるのかを掘り下げて考えてみたところ、根底にあるのはやはり、この感情だということに気がつきました。
私はこんなにもいろんなことを我慢してるのに!! あなたはいつまでたっても自由でいいわよね!といったところでしょうか。
でも、この嫉妬のような感情も、夫の行動しだいで浄化させることができると私は思っています。
■「お前も行けば?」は見当違い
たとえば、妻が「なんで私ばっかり我慢しなくちゃいけないの!」と不満を漏らしたとすると、こういう返事が返ってきがちです。
「そんなに我慢しないで、ママも行きたいなら行ってきたらいいのに」的な。
これ、ちがうんですよね。そうじゃないんです。
「行きたいんならお前も行けばいいのに」と言われても、別に「飲み会に行きたい」わけじゃないんです。
単純に酒を求めているのではないのですから。
夫:「誰も行っちゃダメなんて言ってないよ?」
えぇ、もちろん言われてなどおりません。
自分で勝手に「今は行く時期じゃないな」と判断して断ってるケースもあるんです。
行ってもいいよと言えば「そうじゃない」と言うし、なにも言わなければそれはそれで「そうじゃない」と言うし、夫側からすれば「どないせーっちゅーねん」といったところでしょうが。
要するに、
自分の我慢を褒めてもらいたいんです。
えぇワガママだとわかっています。
それでも妻は、このアンバランスさをねぎらってほしい。
フットワークの軽さの差を理解してほしいんです。
じゃあ、仮に私が週に2回も3回も飲み会の誘いがあったとしたら、全部に参加できますか?
できませんよね。
夫は仕事で遅いし、実家は遠いし、子どもたちはどうするんですか。
ここです。
「ママはパパと同じようには動けない。動き出す前にいくつもの関門を越えてようやく動き出せるんだ」
ってことを、夫にわかってもらいたいんだと思います。