コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
フラリーマンの意味と増えた理由は? 妻の上手な対処法【コソダテフルな毎日 第52話】
■「夫はATM」…そう諦めかけたときに気づいた大切なこと
きっと今、同じように思っている妻たちもたくさんいると思います。
でも、ここで忘れてはいけないあることに気づいたんです。
この人と結婚しようと決めたのは自分。
この人の子どもを生もうと決めたのも自分。
この人と人生をともに歩んでいこうと決めたのも自分なんですよね。
つまり、
それを選んだ自分の「目」にも責任があるということを。
運・不運も絡んでくると思いますが、どんなことにおいても「そうなることを見抜けなかった自分」にも責任があります。夫婦においてもそうです。
でも逆に「この人なら大丈夫」と一度は信じた自分の目を、再度信じることもできるわけです。
私自身夫にたいして「こんな人と思わなかった」って何回も思いました。
けれども、「こんな人だと見抜けなかった自分にも責任がある」ととらえるようになってからは、今こんな状態にさせてしまっているのには自分にも少なからず責任はあると思うようになったのです。
■夫に一番合った「伝え方」を見極める
そこから、「自分の目に狂いはなかった」ということを証明するために、賢くなろうとしました。
私が選んだ人なんだから、きっと大丈夫だと、自分が求める行動を相手に取ってもらえるように、伝え方やアプローチの仕方を考えるようになりました。
相手に求めるより
自分が変わったほうが早いといいますが、それは自分の気持ちを押さえ込むことではありません。
相手によって伝え方や動き方を変えることだと思います。
そして、どのアプローチ方法がいいかは人によって本当にそれぞれだと思います。
うちの夫の場合は、注意したり、指摘したりするのは向いておらず、かといって何も言わずに背中で見せて学ばせるなどということも全く効きませんでした。