コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
「名前のない家事」からの解放! 夫も子どもも気軽にできる片付け術【コソダテフルな毎日 第61話】
先日夫婦で何気ない会話をしていた時のことです。
私がいつもの万年口だけ女っぷりを発揮して「運動しないと将来足腰弱っちゃうわ~」とボヤいていたところ…。
夫が、「すぐに車に頼ろうとせずにこまめに歩くか、
もうちょっとちゃんと家事をするか、だな。」
って言ったんです。
え!? なに!? ちゃんと家事をするか…ですと~!?
あの!
私、ちゃんと家事してますけど!!
うちの夫は休日には家事を分担してやってくれますし、その点本当にありがたく思っています。
それと反比例するように、私の家事能力は年々が下がっていき、今となってはすっかり汚母さん(おかあさん)。家事をやらせれば夫のほうがずっと丁寧・綺麗・完璧に仕上げます。
そんな夫から見ると私は
「ぐーたらしている妻」なんだと思います。その証拠にこんな一言がありました。
■夫が言った一言にカチン!
とある週末にリサイクルゴミを処分しようとしたんですね(リサイクルゴミ=ペットボトルや缶、瓶などをスーパーのリサイクルボックスに入れます)。しかし週末にこれをやろうとすると、いちいち道も混んでるしお店も混んでるしで思うように進みませんでした。
そこでとうとう夫が言い放ったのです。
「平日に捨てろよ。どうせ時間あるんだからさぁ。」
…なにぃぃぃ!?
私:「そんな時間有り余ってるわけじゃないもん!」
夫:「幼稚園送りに行ったついでに済ませればいいじゃないか」
私:「そうは言ったって私もいろいろあるんだから! 在宅だけど一応仕事してるし!」
夫:「そんなことない。絶対時間あるはずだ。俺は知っている」
私:「キィィ!! 何を知ってんのよ!?」
夫:「平日グダグダしていることをだよ。とにかく週末に溜め込まないで平日に済ませてくれ」
キィィ! 私だって忙しいんだからー!!
と腹を立てた出来事がありました。
私の家事能力には至らない点がいくつもあるのは認めますが、そうは言っても、自分自身の感覚でいえば
毎日ずっと家事に追われているような感覚なんです。
次から次へとやることが降って沸いてきては、それをひたすらやっつけていってるようなイメージ。
しかし夫からすると「大してできていない」「もっとできるはず」。
一体この差は何なんだろうって考えてみました。
そこで気づいたのは、夫と私の間に
家事に対する認識の違いがあることです。