コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
「名前のない家事」からの解放! 夫も子どもも気軽にできる片付け術【コソダテフルな毎日 第61話】
■「名前のない家事」に追われる妻たち
妻の私は毎日の家事が「やってもやっても終わらない」イメージなのに対して、夫はそうじゃない。
ではなぜ私だけがこんなイメージを抱いているのかを考えてみたところ、ズバリその正体は、
名前のない家事に追われていることにあるんだと思います!
名前のない家事ってご存じですか? 一時期、脚光を浴びたワードですよね。
家事と聞いてまっさきに思い浮かぶのは、洗濯、掃除機をかける、お風呂掃除、トイレ掃除といった「名前のある家事」です。
しかし、日々の生活にははっかりとした名称のない家事があるんです。むしろ、こちらのほうが多い。
そしてはっきりとした名称がないから
「片付ける」の5文字で済ませられてしまいます。
が、この「片付け」がとにかく幅広すぎー!
しかも子どもの数が1人よりも2人、2人よりも3人と家族が増えれば増えるほど、どんどんどんどん片付けの幅も広がっていきます!
例えば、今日の我が家を振り返ってみます。
■私がやらなければ、誰もやらない
階段の下を見てみますとそこには、
しぼんだ風船が所在なさげに漂い、幼稚園で次男がもらってきた手裏剣が転がり、どこかから湧いてるのか? と思うほどあちこちに小さなブロックが落ちています。
これらがいつからそこにあるのかというと…少なくとも
4日前からそこにあります。えへ!
比較的目につきにくい場所に落ちているものなので、誰も拾うことがありませんでした。そして、
私が拾わなければ、きっと一生誰も拾わないと思います。
宅急便で届いたあとの段ボールを畳むのも、洗った牛乳パックを開くのも、ペットボトルのラベルをはずすのも、洗面所の水垢を落とすのも、私がやらなければ誰もやらないし、やらなきゃ! と思う人も誰もいないと思います。
そう…!
名前のない家事の辛いところは、やってるわりに誰にも気づかれないところです!