ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事
「心配性は女の子に多い? 怖がりな子どもが安心する接し方」で行ったアンケートで、不安を感じてしまうお子さんのエピソードや、親としての接し方についてお聞きしました。
心配事で頭がいっぱいになってしまっているわが子を見て、ママたちはどのように感じているのでしょうか。
© Eiki Photography - stock.adobe.com
■わが子は心配し過ぎ?
実施した「子どもが心配し過ぎているな(心配性だな)と思ったことがありますか?」のアンケートでは、「ある」と「ややある」をあわせると半数以上の53.6%の方がわが子は心配し過ぎることがあると感じているようです。
Q.子どもが心配し過ぎているな(心配性だな)と思ったことはありますか?
ある 29%
ややある 24.6%
ない 44.8%
その他 1.6%
では、子どもたちはそれぞれどんなことを心配しているのでしょうか。
■何度もランドセルを確認する子ども
© shashamaru - stock.adobe.com
ちゅいママさんも子どものころには、忘れ物が心配だったと書いています。アンケートの回答でも、学校の
持ち物を忘れてしまうことについて不安に思っているという回答が一番多く上がりました。
学校の用意を何回も見直し、連絡帳どおりに用意してるのにそれでも不安で、全教科の教科書を持って行こうとする。
提出物の締切日を連絡帳に書くときに、自分で早い日にちに書き換えてくる。
学校では忘れ物が連帯責任とされるようで、必要な物や書類を何回も確認してはホッとして、寝る前にも確認。次の日も確認。確認し終わって、教科書がないという理由でランドセルから出してみたり、あたりを探したりして、結果として「大事なもの」を置いて学校へ行ってしまうということがありました。確認に確認を重ねて失敗したということのようです。
しつこいくらいランドセルの中身や宿題をチェックします。夜に見て、朝に見て、出かける直前に玄関で確認して、と何度も確認しています。
親が支度し、登園していた保育園や幼稚園時代と異なり、自分で支度して、自分の足で小学校へ登校するようになると、子どもたちも責任感や自覚が芽生えてくるのかもしれません。でも一方で、「自分でしないといけない」といった思いも強くなるのかも。
だからこそ「忘れ物をしたくない」という思いが強まり、持ち物に対する不安を感じているように思えます。
■親が敏感になるから? トイレの心配
© beeboys - stock.adobe.com
忘れ物に次いで多かったのが、
トイレに関する心配でした。とくにトイレトレーニング中は、親も敏感になっている場合も多く、子どももより心配になってしまうのかもしれません。
トイレトレーニング中で「オムツじゃないと漏れちゃう!」って言います。
実際、ちゃんと、トイレでできてるのに…。
トイレトレーニングの時期、出ないのに何度も何度もトイレに行く。失敗したときに私が怒っちゃったことが何度もあったからかなぁ…。反省…。
外出中や習いごとといった子どもにとって「ここで失敗したくない」と必要以上に緊張やプレッシャーを感じてしまう場面では、トイレに何度も行くという行動が起こってしまうようです。また小学生になっても「休み時間のたびにトイレに行く」という場合も。
ただ、「トイレの心配」というのは、大人になっても、緊張するシーンではトイレに行きたくなるという人が多いもの。外出先などでは「ここにトイレがあるね」と場所だけでも伝えてあげると安心するかも。
もし生活するうえで不便なほど過剰になっている場合などは、一度専門医に相談することも検討してもいいかもしれません。