夫から聞いた話によると、娘たちは入ってすぐに手術室から出てきたのに、私は全く出て来ず、「縫うだけなのにおかしいね~」「何かあったのかな?」と非常にやきもきしていたそうです。
私が意識を取り戻したのは病室。
朝の9時に出産したのですが、出てきたのはお昼近くになってからでした。
結局輸血にはならなかったのですが、このときの出血は2,637mlもありました。
帝王切開の術後は癒着を防ぐためによく歩くようにといわれるのですが、貧血でふらつきがひどいため、母乳も出ず、術後も2、3日はベッドに横になっており、母子同室はできませんでした。
一卵性双生児だったわが家の双子は、ひとつの胎盤を共有していました。そのため、胎盤も通常より大きく、それが剥がれ落ちたときの出血が非常に多かったようです。
■出産は、何が起こるかわからない
双子出産はリスクがたくさんあります。
私の出産は双子のわりには順調にいった方だと思うのですが、切迫早産込みの管理入院をし、万全の態勢で出産に挑みましたが、
最後の最後に大量出血がありました。総合病院だからこそ対応できた部分もあると思います。
何が起こるかぶじ生まれるまでわからない。双子に限らず、妊娠、出産というものはそういうものだと思います。
次回は、双子出産後にとくにつらかった「後陣痛」について紹介します。
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本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり
医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
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