2人目の妊娠中に病院の両親学級で学んだ『前駆陣痛』と『本陣痛』の違い…。それに、あまりピンと来ないまま出産当日を迎えた鈴木し乃さんの陣痛にまつわるエピソードです。
陣痛で大切なのは、便意!?
「2人目出産時の入院は絶対個室がいい!」
そこで選んだ病院の両親学級では、『前駆陣痛』と『本陣痛』の違いとして、やたら強調されたのが『激しい便意』…。
1人目の出産のとき、そんなものを感じた覚えがなかった私は「はて?」と思いつつ出産当日を迎える。
経産婦(出産経験のある人)なので、早めに病院へ連絡をするよう言われていた私は、いよいよ陣痛が15分間隔になるころ、病院へ向かう旨の事前の電話をかけた。
しかし、まだ待つように指示され、ここでも言われたのは…。
「便意」がないまま、もんもんと痛みの質(?)を探っているうちに、あれよあれよと陣痛の間隔は短くなっていく。
結局『本陣痛の目安“激しい便意”』は私の場合、陣痛の最後の最後『産まれる瞬間』だったわけです。
内心「便意便意って便意にばっかり固執しやがって、こちとら素直に従ってたら危うく家で産んじゃうとこだったぞ(憤)」とか思いましたが、その後の個室入院の快適さに、そんなささいな苛立ちは消え失せました。
妊娠出産十人十色。陣痛も人それぞれですね。
※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
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