コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
「入学までに教えるべきだった」と後悔! 私が未就学児ママに伝えたいこと【コソダテフルな毎日 第95話】
■国語力のなさを改善するための「日記」
そして、最後にもうひとつ。1年生の授業で最も時間を割かれるのは、国語なんです。
1年生のカリキュラムのほとんどを国語に費やすといっても過言ではないほどです。それもそのはず、どんな教科においても必ず読解力や語彙力は必要になってきますから。
次男の国語力のなさに頭を抱えている私は、今、家庭学習のひとつとして今日がどんな1日だったかの日記を書くように取り組んでいます。
語彙力も少ないですし、文法も幼い次男ですので、本当に簡単な文章の日記です。
「きょうのきゅうしょくがおいしかった。しゅくだいするのがいやだった」とかその程度です。
でも、よく見ると「おいしかた」になっていたり、「しゅくだいするのがいやだ」になってるんですよね。そこを放置せずしっかりと添削してやり直しさせて、さらに、会話をしながら話を広げていくようにしています。
「今日の給食のメニューは何だったの?」と聞くとその日の献立を教えてくれますので、「きょうのきゅうしょくがおいしかった」のあとに「メニューはスープとサラダとおさかなでした」と足したり、宿題が嫌な理由も聞いてみて、しゅくだいをするのがいやだったのあとに、「なぜなら~~~だからです」と足せるよね? といった具合に文章を膨らませてより詳細な状況を伝えられるように促しています。
感想や思考を書けるレベルには全然至ってないので、まずは事実を詳細に伝えるところから始めています。
でも、私はこれを次男が1年生になってから始めましたが、会話の中で、もっと膨らませて話を広げて聞き出してあげれば、文法や語彙力がもう少し育っていたかな…と思っています。
何も勉強って机に座ってすることだけじゃないんですよね。
子どもの話にもっと耳を傾け、ふーーん、へーーで流すばっかりじゃなくて、
もっと詳しく踏み込んで興味を示してあげればよかったと今深く反省しています。
でもまだ全然間に合う時期なので、後悔するのもほどほどにして、今できる事を地道にやっていきたいと思っています。
もっと気楽でいいんだ! そう思えたからきっともう大丈夫【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.62】