コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
「入学までに教えるべきだった」と後悔! 私が未就学児ママに伝えたいこと【コソダテフルな毎日 第95話】
■私が「入学前に教えておけばよかった」と感じたこと<2学期編>
数字にはいろんな2通りの数え方がありますよね。
1こ・2こ・3こ・と数える方法もあれば、ひとつ、ふたつ、みっつ…と数える方法もあります。
次男、この数え方が分かってなかったんです。
日常会話の中で「そこのみかん、みっつ取って」などといった指令はもちろん通じてましたよ。みっつは3個ってちゃんと分かっていました。
でも、問題はそれ以降。いつつ、むっつ…やっつ・ここのつ…ともなると全然分かっていませんでした。
たしかにいつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ってあんまり使わない言い回しですし、「ここのつ」や「とお」にまでなると…全然使わないですよね。
ひとつ…ふたつという数え方の絵本も何回か読んだことはあったんですけど、それは絵本の中の単なるストーリーとして捉えていたようです。
もちろん!わかってなかった次男がダメというわけではないですよ!
ちょうど今国語の教科書で学んでいるところなので、事前に分っていなくても大丈夫です(だって知らないことを勉強するのが学校なのですから)!
ただ、母親である私にとっては「これってもっとコミュニケーションの中でなんとかできた事だよね…」っと気づかされました。
■私自身の育児の傾向が子どもの伸びに影響してしまうことも
あと、私の育児の傾向として「『子ども時代にしかない間違い』を訂正しない」というクセがあるんです。
言い間違いをそのまま楽しんでいたり(三男はトンカチをタンコチと間違えてるんですけど、かわいいからそのままにしている)、字を間違えて書いていても、今しかないからと思って訂正せずにそのままにしておいたり、それはそれでいい部分もあるのですが、私の場合、
もう少し正しいものを教えてあげることも必要だったかなと思っています。
それで苦労したのが、長男です。
長男はひらがなへの興味が薄く、年長さんになって字が書けるようになりました。
ようやく書き始めたつたないひらがなの中には鏡文字が混ざっていました。曲げる方向が反対だったり、回転させる方が反対だったり。
しかし、私はどうせ学校に入ったら正しい書き方を教えてもらえるし…と、そのままにしておいたんですよ。そしたら、まぁ~~~~その後めちゃくちゃ苦労しました!!
2年生になっても鏡文字が続き、いよいよ学校の先生からも字の特訓指令が出ました。
さっきまでちゃんと書けていたのに、ページが変わったら反対向きに書いてたりするので、一体どういう脳の構造をしてるんだろうと不思議でしょうがなかったのですが、3年生からピタリとなくなりました。
そして現在、当時の事を振り返ると長男曰く、自分ではどこかがおかしいっていう感覚はあるらしいのですが、「どこがおかしいのかは分からない、なんだかちょっと違うような気もするけどこれで合ってるようにしか思えない」と感じていたそうです。
本人もどこが間違ってるのかわからないけどなんか違うような気もする状態だったのなら、なおさら正しい書き方を早くから教えてあげたらよかったなと思いました。