■私がおびえるようになったきっかけ
もともと気を使ってはいましたが、さらにおびえるようになったのにはきっかけがあって、一度新幹線に乗り込んだ時に、次男と長男を座席に座らせて、私が荷物を棚の上に乗せたり抱っこひもをはずしたりしているわずかな間に、次男がビ~~!! と泣いた事があったんですよ。
椅子に降ろされた=ママがいなくなると思ったのか、単に抱っこから降ろされたのが気に食わなかったのか、うぇ~~~ん!! と泣くやいなや、斜め前に座っていた男性が、ものすごく形相で振り返ってギョロッ! チッ! とこちらを見てきて…。
あ、すみません…。
荷物を棚にあげて、次男を抱き上げたらすぐに泣き止んだのですが、こんなほんの一瞬の泣き声でも不快感を抱く人もやはりいるんだなと実感して、それ以来、より一層我が子の泣き声に敏感になってしまいました。
その男性がどういう意図でこちらを見たのかはわかりません。
もしかしたら「赤ちゃんかわいいね! べろべろバー!」みたいなつもりで見たのかもしれませんが、いや…そんな風には全然見えなかったけれども(笑)
どちらにせよ、
母親ってすごく周囲の視線に敏感になっています。
誰も迷惑だなんて言ってないし、そんなこと思ってもないのに、そう思われてるんじゃないかな? って気にしちゃうんですよね。
でも、今振り返って思いますが、私の経験上3人子育てしてきた中で、「チッ! うるせえな~」とにらまれたのは、この1回だけです。後にも先にも「具体的に」気づいたのはこの1回だけ。
私、子育てして、
世の中ってあったかいなって思う事の方が多かったです。