立ちはだかる「小1の壁」。 夏休み、働き方の対応に追われる親たちの本音【パパママの本音調査】 Vol.321



■子どもの成長によって壁は厚くなったり、薄くなったりする

立ちはだかる「小1の壁」。 夏休み、働き方の対応に追われる親たちの本音

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それでは、壁に当たったときの対処法は、どのようなものがあるのでしょうか。先輩ママ、パパたちの意見を聞いてみましょう。
「学校自体があまり好きではないわが子たちでしたが、そのうちに友だちを作り、先生の声かけのおかげで徐々に慣れてきて、やっと大丈夫だなと思ったのは高学年になった時でした。愛情をかけて時間をかけて見守ることが大事だなと今でも思います」(神奈川県 40代女性)

「小1に限らず、子どもの人数や成長過程によって、壁も厚くなったり、薄くなったりしています。子育ては楽しいことだけでなく、苦労も悩みも付き物だと痛感しています」(宮城県 30代女性)

「成長とともに、少なからずいろいろな変化はあるのは当たり前。小1の壁、それはいろいろな意味でいろいろな壁があって、どの壁に打ちあたって成長していく。大変だと思うのは親ばかりではない」(茨城県 40代女性)

本来、小学校入学は子どもの成長の証で、親としては心から喜んで送りだしてあげたいもの。
ただパパやママたちにとっては、子どもの環境を守りながらも、仕事やら各家庭の事情などによって、多方面に気を配り、対処方法を探していかなければいけないというのが現状です。

ただ、どんなに親の事情があっても、おそらく一番不安な気持ちを抱いているのは、環境が変わる子ども自身だろうと思います。仕事、預け先、通学などで親も焦る気持ちがあると思いますが、まずは子どもの様子を見守る心の余裕を持ちたいところ。筆者自身も、もうすぐ小1の子どもを目の前にすると、親の不安をまずは後ろに置いて、向き合っていきたいなと強く感じています。

さらに今後増えるだろう共働きの親のリアルな現状が社会や会社に理解され、そして工夫された働き方ができるようになればいいなと思います。

生きていく上ではいろんな壁が目の前に立ちふさがることでしょう。そんなとき夫婦でサポートしあったり、話し合ったりしながら、ひとつずつ壁を乗り越えていきたいもの。そして子どもも小学校という新たな場所でつまずいたり、転んだりもしながら、きっと成長していくと信じたいですね。

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