【子育て中のみなさまへ】平成で終わりにしたいこと(これからの新しい時代に期待したいこと)教えてください
平成も終わり、新しい元号がはじまる2019年。
改めて平成を
「子育て」の視点から振り返ってみました。
ぜひみなさんのご意見をおきかせください!
イラスト:じゃがいもころりん
平成で話題になったことを振り返る
平成元年辺りから共働き世帯数が専業主婦世帯数を逆転し、増え続けているという調査結果が出ています。※1
そのような状況の中、ママを悩ませる問題が様々な形でたくさん出てきました。
保育園落ちた日本死ね!というつぶやきが話題に
2016年に匿名のブログに書き込みされた「保育園落ちた日本死ね!!!」という書き込みが話題を呼び、国会でも取り上げられました。
保活と呼ばれる、保育所探し活動は激しさを増し、保育所不足と待機児童問題は社会問題になりました。待機児童対策の遅れにうんざりしていた人々の声は、安倍政権の保育所の増設を加速させるきっかけになりましたが、保育士が足りないことなどまだ深刻な状況です。
「家事シェア」という言葉が登場
運よく保育所を見つけて働いているママも悩みは尽きません。仕事が終わると子どもを迎えにいき、夕食からお風呂から寝かしつけ。…子どもが寝た後や休日に家事をこなして…という余裕のない日々。そして、家事育児の負担は明らかにママに多い…あれ?それって…何かおかしくない…?と思う人が増え、夫婦間で家事を共有する「家事シェア」という言葉も聞かれるようになりました。家庭によってさまざまな形があり、こうすれば正解! があるわけではありませんが、注目を集めているワードです。
働き方改革/マミートラック問題
「一億総活躍社会」とのキャッチフレーズのもと、女性の職場進出や高齢者の活用、個人のニーズに合わせた働き方などを実行しようとしている「働き方改革」。ですが社会も会社も理解がまだ足りてない部分もあり、職場に迷惑をかけるから…と、出産を機に退職してしまう人も少なくないようです。
また、「マミートラック」という言葉も聞かれ始めました。
育休から復職すると昇進や昇給が望みにくい(望めない)キャリア・ポジションになったり、仕事の内容も限定されてしまい、仕事にやりがいを持てなくなっていく現象です。
電車内の赤ちゃんの泣き声やベビーカー論争
SNSやニュースで何度も話題となっていた「電車内の赤ちゃんの泣き声やベビーカー論争」。マナーが悪い一部の親子は別として、多くの子連れママは他人に迷惑をかけないようにと必死です。もちろん、周りの人も多少のことは許してくれるし、困っていれば手を貸してくれる優しい人も多いです。ですが、一部の人の行動や言動が少数派の割に目立つため、電車など交通機関に乗るときにドキドキしてしまうママも多いのではないでしょうか。また、都市部の満員電車の過酷さは人々から余裕を奪い、こちらも社会問題となった結果、多様な勤務形態や働き方を考えるきっかけにもなっています。…ですが、現状こちらもまだまだ解決できているとは到底言えません。
平成で終わりにしたいこと(これからの新しい時代に期待したいこと)
改めて振り返ると、「平成」という時代もいろんな変化がありました。
また「子育て中」は楽しさも大変さもたくさんあります。事件や大きな話題にならなくても、体も心も疲れてしまい子どもを可愛いと思えない瞬間があったり、他人の子育てと比べて自分を追い詰めてしまったりする日は、誰にでもあるのではないでしょうか。
それでも、必至に踏ん張っているママたちも多いと思います。
本当に本当にお疲れ様です!!
ママだけが大変! と言いたいわけではなく、もちろんそれぞれいろんな立場でみんな大変だと思います。
そんな中、できるだけお互いに理解しあって支えあって、子育ても仕事も自分も楽しめる人を少しでも増やすために、変えていきたいこと、これからの時代に期待することを教えてください!
※ご意見の受付は終了しました。たくさんのご意見ありがとうございました!
※参考資料
独立行政法人労働政策研究・研修機構「専業主婦世帯と共働き世帯」
水族館だけじゃなかった!幼児期を「コロナ禍」で過ごした次女が、知らなかった世界【猫の手貸して~育児絵日記~ Vol.71】