妊娠初期は不安でいっぱい!「赤ちゃんが流れちゃった」と妻から電話が…!【劔樹人の「育児は、遠い日の花火ではない」 第7話】

皆さま、ごきげんいかがですか。
男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。

普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。

今回は、妻の妊娠初期に起こった、肝を冷やす体験です。

■突然の妻からの電話で大慌て

前回も書いたが、妻の妊娠したころというと、もう3年も前のことになる。

妊娠中の妻はとにかく、一難さってまた一難という感じだった。

ひどいつわりがあり、それから切迫流産の危機があった。

お腹が大きくなってくると、坐骨神経痛に襲われた。

出産直前は、逆子問題が勃発した。

誰しもそうだと思うが、小さな小さな命が、お腹の中から元気にこの世に出てくるまで、気が気でない日々が続く。

ちょっとしたことで、お腹の赤ちゃんは大丈夫か心配になるものだ。

その日、私はいつものように、妻に何か体力がつくものを食べさせようとスーパーに買い物に来ていた。

ポポポポ 妻からの着信

急に電話が鳴った。

妻からだ。

何か買ってきてほしいものでも思いついたのかな、と思って電話に出ると。


赤ちゃんが流れちゃったかもええっ?
大慌てで家へ

慌てて飛んで帰ると、妻は泣いていた。

「トイレで血と肉片が出てきて流れていっちゃったの」と泣く妻
ええっ!

あまりのことに、私も不安で体が震えた。

…しかし、そんなことってあり得るのだろうか。


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