皆さま、ごきげんいかがですか。
男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。
普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。
今回は、妻の妊娠初期に起こった、肝を冷やす体験です。
■突然の妻からの電話で大慌て
前回も書いたが、妻の妊娠したころというと、もう3年も前のことになる。
妊娠中の妻はとにかく、一難さってまた一難という感じだった。
ひどいつわりがあり、それから切迫流産の危機があった。
お腹が大きくなってくると、坐骨神経痛に襲われた。
出産直前は、逆子問題が勃発した。
誰しもそうだと思うが、小さな小さな命が、お腹の中から元気にこの世に出てくるまで、気が気でない日々が続く。
ちょっとしたことで、お腹の赤ちゃんは大丈夫か心配になるものだ。
その日、私はいつものように、妻に何か体力がつくものを食べさせようとスーパーに買い物に来ていた。
急に電話が鳴った。
妻からだ。
何か買ってきてほしいものでも思いついたのかな、と思って電話に出ると。
慌てて飛んで帰ると、妻は泣いていた。
あまりのことに、私も不安で体が震えた。
…しかし、そんなことってあり得るのだろうか。