コミックエッセイ:ふたごむすめっこ×すえむすめっこ
双子出産、赤ちゃんの世話できない…“母親失格”と怯えた、あのときの私へ【ふたごむすめっこ×すえむすめっこ 第35話】
こんにちは。5歳の双子と2歳の末っ子、三姉妹の母の田仲ぱんだです。
いまでこそ、3人の子どもの母親をなんとかやっているのですが、双子を産んだすぐは、本当に不安でした。
■初めての妊娠、双子育児に不安ばかり
妊娠中から、無事に
双子を産めるのか、そして育てることができるのか。初めての子ども、しかも2人も同時に赤ちゃんが生まれるということで、育児に対する不安は相当なものでした。
妊娠中は
切迫早産で2ヶ月ほど入院したこともあり、その間は双子の育て方の本やブログを片っ端から見ていました。
出産は帝王切開。双子の子どもたちは無事に生まれたものの、長女は
低体重で一時NICUに入りましたし、産んだ私自身は出産時に2600mlの出血があり、2日ほど母子同室はできませんでした。
そして3日目。待望の母子同室。最初は体重が2500gを超えていた次女だけと、母子同室をはじめました。それまで体を休めることを優先していて、子どもと一緒にいる時間は数分だけでした。
あぁ、やっと子どもと一緒にいることができる…やっと
お母さんができる。ずっと横になることしかできなかった私はうれしさでいっぱいでした。
しかし…赤ちゃんを乗せるコットを押しながら、授乳室に向かうのですが、
激しいめまいで歩けないのです。