■在宅ワークのメリット、デメリットは?
在宅ワークは、「自分で
1日のなかのスケジュールを調整できる」ことが最大のメリットだと思っています。子どもの病気、体力が落ちているときなど、育児や家事、仕事を自分で調整しながら、柔軟に対応しやすいところに魅力を感じています。
反面、在宅ワークは個人で企業と取引するので、育児や家事も対応しながら締め切りを守ったり、求められるレベル以上の作品を作るといった
プレッシャーもあります。でもそれすらも自分のレベルアップにつながるし、励みにもなります。
女性が輝ける社会…と言いますが、妊娠、出産、育児をしている女性にとって、子どもを抱えながら、仕事をするというのはハードルがいくつもあります。
保育園の問題、子どもが病気になったときの対応など、みんないっぱい悩んでいるんだろうと思います。
じつは私はコミックライターになる前は、仕事をするなら子どもが小学生になってから。留守番ができるようになってからと考えていました。
でもいまは、自分の好きな絵を描くことが、仕事になりました。仕事を通して、子どもたちとの関わり合いも楽しく持つことができています。
そして、小さな子どもを育てながら、収入を得ることができることは、私の
自尊心を守ってくれました。今はとても楽しくて、人生で一番生き生きしています。
私がコミックライターになるまで