出産で誰にも迷惑かけたくない! 陣痛中に強がってしまった私のしくじり【息子愛が止まらない!! 第19話】


■病院に到着! しかし、どこまでも強がってしまう

いわれた通り、タクシーで9時に病院へ行き診察をすると…

やはり陣痛で間違いないようで、陣痛室という部屋へ通されました。

今日のうちには産まれるだろうといわれ、内心緊張していました。

お昼ご飯を出される頃には、朝より痛みは強くなっていました。

生理痛の強い痛みといったところです。

いざ病院へ。看護婦さんも、「元気そうですね! その調子ならお産も頑張れますね!」と声を掛けてくれる。

この時点では楽勝だと思っていたのんきな私。

「痛みが強くなってきたら言ってくださいネ!」との看護婦さんの言葉に、絶句! え? 痛みはこれ以上強くなるの?

疑問を抱えたまま、痛みは徐々に強くなっていきます。

夕方4時頃、夫が早退して駆けつけてくれたと同時に痛みはより強くなりました。


例えるならそれはまるで…

「斧で腰をカッツンカッツンされるような痛み」!!!

この痛み…まるで斧で腰を叩かれているような痛み! これは先生を呼ぶべき? でも違ったら迷惑を掛けちゃうし…

きっと夫が側にいることで「甘え」が出たんだと思い込んでいました。

あまりの痛みに息を吸ったり吐いたりが困難になったのを覚えています。

それでも赤ちゃんに「酸素」を送らないと…という一心で、呼吸を意識していました。

メキメキメキ…! 私の腰がついに…! な、なんか、便意が…! 


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