自分をなげうつだけが育児じゃない! 母親であることを楽しむヒント満載の育児コミック 『母ちゃんだってほめられたい。』
『母ちゃんだってほめられたい。』ふるえるとり著(KADOKAWA)
既視感ありすぎの育児ネタをシュールなイラストにのせて描く、人気のコミックライターのふるえるとりさん。
ウーマンエキサイトの連載
『ふるえるとりの育児日記』でも、育児の「あるあるネタ」で笑いを誘うのみならず、ママたちが心の奥に抱える悩みや疑問にドンピシャでせまり、毎回多くの読者の心を鷲掴みにしています。
そんなとりさんの初書籍
『母ちゃんだってほめられたい。』が刊行されました。
自らを心配性・自己肯定感低め・体力ナシと評するとりさんが、心配してふるえ、うれしくふるえながら体験した「子育てのこと」、「母親になって感じたこと」、「夫婦関係」についてつづっています。
■わかりみがすごすぎて笑いが止まらない「とりさんの子育て劇場」
本書には、子育て中のママなら思い当たる節のある共感ポイントが、とりさんならではの絶妙なタッチと言葉のセンスで描かれています。
『母ちゃんだってほめられたい。』より
子どもにバレないようにと身につけた隠れ食いスキル。その何気なさはもはや名人レベル…なんてママも多いのでは!?
そして電車内での困った一幕…
『母ちゃんだってほめられたい。』より
子どもに言い聞かせているようで、ちゃっかり周りへのアナウンス。心の中では「勘弁して〜」と思いながら、ママも平常心を保つのに必死なんですよね。
それでもわが子の可愛さには、勝るものはなく…
『母ちゃんだってほめられたい。』より
愛おしすぎて、たまらずわが子の“寝息を吸引”してしまう母。ひそかな幸福の儀式、わかりすぎます…。
日々の育児で、なんとなく身についた習慣や行動、ふと感じる喜びや不安。とりさんの作品には、あまりにも何気なさすぎて言語化できない自分の想いや姿が映し出され、思わずドキリとするほど…。
「これって私だけじゃないんだ!」と自分を肯定しながら笑える本書は、育児中の不安や悲しみさえ払拭してくれる駆け込み寺のような存在。「わかる! うちも!」と共感しながら、心の中のモヤモヤを吹き飛ばす、育児中の最強アイテムであることは間違いありません!