ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。
中川マナです。今回は特集
『親になって強くなったこと』のテーマに参加しての記事です。
新米ママ時代からすると、私もだいぶ強くなりました。
と言っても硬派!! ムキムキィ!! という強さではなく、どちらかと言うと、
しなやかに強くなりました。
今回はそんな話です。
■長女気質を発揮! 窮地からスタートした私の「がんばり育児」
難産で大量出血…貧血のために鉄剤を点滴しながら始まった私の育児。
出産の立ち会いには母が来てくれてたのですが、諸般の事情があり、私の退院後すぐ実家に帰ってしまいました。
退院後も娘のための通院が続き、産後すぐでこんなに出かけるなんて…という日々。
再入院や通院ののち、娘は大きな病院の新生児科を紹介されそこで断乳を指示されます。
後に産院の看護師さんに
「え、断乳を指示された?! あとが大変だったでしょう? 相談してくれいいんですよ! 電話してください!」
と言われ「え…電話していいの?」と初めて気付く。
これぞ、長女気質…!
ちなみに私が考える「長女気質」ってこんな感じです。
・責任感が強い
・がんばり屋
・人に頼るのが苦手
才能でもあると思いますが、私の場合は辛かった。
■人に頼れない私は、先輩ママの育児スタイルにイライラ
赤ちゃんが生まれて、友達から寄せられるのはたくさんのお祝いの言葉。
あまりにたくさんポジティブな言葉をもらうので、うれしいのだけど
「一変した生活に戸惑っている」という自分のことは話す間もなく、疲れてしまうことも多かったです。
特によく覚えているのは仲間内の集まりで同じく子連れの友達に会ったとき。
娘が生後5カ月くらいで、彼女のお子さんは2歳だったので、先輩ママですね。
そこで私はとにかくイライラしてしまったのです!!
彼女は手が空いてそうな人に「ちょっとこの子見ててくれない?」と言ってトイレ行く。
で、その先で別の人と話し込んでなかなか帰ってこない。
子どものほうも、泣かずにニコニコしています。
飲み物や食べ物のサーブも、周囲の人にかる~~く頼む。(子どもの分はもちろん、自分の分も)
気軽に人にものを頼めない私には、衝撃でした。
彼女は別にイヤな感じではありません。
「確かにそういうとき頼めたら助かるわ~」と思うようなことを頼んでいるだけ。
一方、機嫌の悪い娘をあやしながら、目の不自由な夫のために料理を取りに行く私。
料理も自分は一口も食べれず、娘のオムツを変えるためにトイレへ。
手を洗おうとして、鏡に写った自分の顔を見ると、ひどい顔…。
私はこのころ「娘が他の子より泣いて過ごす時間が長い」ということに悩んでいました。
「刺激に敏感で、1日のうち泣いている時間の長い赤ちゃん」が、全体の10%~15%程度の割合でいるそうですが、今思うと娘はそうでした。
誰が悪いわけでもない。
「誰かに助けてほしい、私だって大変だから助けを頼んでもいいはず、でも全然人に頼れない」
そんな気持ちから、先輩ママにイライラしてしまった体験でした。