コミックエッセイ:今日もゆる育児日和
がんばり屋の「長女気質」が育児を苦しめていた…!? 白旗を上げた私が身につけたものとは【今日もゆる育児日和 Vol.7】
■「もう限界…」の体験が私を変えた
そんな私も、睡眠不足や疲れの蓄積で慢性的に限界を感じるようになりました。
「娘を床に投げてしまうのでは」という瞬間が何度もあってやっと一時預かりを考えるようになり…。
実際にはそこから3ヶ月くらい葛藤してやっと区の一時預かりを利用しました。(今考えると頑張りすぎ!)
初めて子どもを預けた、たった2時間。
どこに行くことができるほどの時間でもなく、周辺をうろうろしただけでした。
娘を迎えに行って、何も変わらないように感じました。
でも、自分の中にあった「頑張らなきゃ、ちゃんとしなきゃ」「一人でもしっかりしなきゃ」に負けて。
白旗を上げたのは大きかったです。
それから徐々に、私は人に頼れるようになっていきました。
■時には「助けて」と言える、しなやかさが身についた
最初のころは頼むのにちょっとした緊張感がありました。
ただ、
「結局、私の無理は回り回って子どもにしわ寄せが行く」
「これは子どものため!」
と思うと勇気がでました。
産後当初「エレベーターがない場所でも、できるだけ人に頼らず、一人で運べるように」と購入した最軽量のベビーカー。
それを知らない人に「一緒にベビーカーを運んでもらえませんか?」と頼めるようになり…。
徐々に「自分だけで頑張らなくてもいいんだ」と思えるようになっていきました。
ネットで心無い話を目にすることもありますし、実際「えっ」という体験もありましたが、それでも、いろんな人が一緒にベビーカーを運んだり、助けてくれて、私と子どもの今があると感じます。
私の“長女気質”も消えたわけではありませんが、親になって「一人で頑張る強さ」以上に、「人に助けてと言える強さも身につけた」…そんな感じです!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回!