「どうせ捨てられちゃう」ある子の言葉が蘇る…工作に込めた想いを知る時【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」 第15話】



■工作の仕分け大会が始まった!

それからひとつひとつ「これはどうする?」ときーちゃんに聞いて、工作の山を整理し始めました。

「これはマイク」
「快速急行だよ」
「これはおうち」

ガラクタに見えるものすべてに、きーちゃんの思い入れがあることがわかりました。
その結果…

「ぜんぶだいじ!」

まさかの…1個も減らない…! ふり出しに戻りました。とほほ…。

子どもにとっては大事な作品


■ガラクタなんてなかった! 子どもの発想力

そうは言ってもいくらか減らさないことにはどうにもなりません。

そこで私はまず、きーちゃんが幼稚園に行っている間に作品を全部写真に撮り、記録に残すことにしました。

写真に撮って残すことに

窓際に白い布を敷き、ひとつひとつカメラで撮影。
するとどうでしょう。レンズ越しに見ると、きーちゃんが何を思って作ったのか、よりはっきり見えるようでした。

「このカメラ、ちゃんとキャップが取れるんだ…。」
「赤色の電車が好きだから、りんごジュースのパックでそろえたんだね…」

撮影しながら思わずひとりでつぶやきました。

子どもってすごい。ガラクタなんかじゃないよ。全部、ぜんぶ素晴らしいよ。

だから、写真に収めた作品も飾れるものはできるだけ飾って、一定の期間は残しています。

そのなかからきーちゃんが存在を忘れてしまったものだけを、こっそりとさよならすることに。これが正しいかはわかりませんが、最終手段です。


牛乳パック作品たち

親にとっても大切な大切な子どもの成長の証だから手放すときは寂しいですね。撮りためた写真はフォトブックにして、いつかきーちゃんにあげようと思っています。
(いま見ると思い出しちゃうから、もう少し大きくなってから…ね!)


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