コミックエッセイ:笑いあり涙あり 男子3人育児
まさか絵本でこんなに泣くなんて…! 涙が止まらなくなった絵本に気づかされたこと【笑いあり涙あり 男子3人育児 第52話】
ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。
10月は子どもの行事が学校も保育園も多くて、なんだか目を回しているうちに終わってしまったtomekkoです(涙)
最近お世話になっている編集さんから、使わなくなった絵本を子どもたちにと数冊いただきました。その中に、これまでワタシが選び取ることのなかったジャンルの絵本があったんです。
それがこの2冊。
『あおいアヒル』(リリア/訳・前田まゆみ/主婦の友社)
『ちいさなあなたへ』(アリスン・マギー/訳・なかがわちひろ/主婦の友社)
この2冊に共通していたのは、主人公が母親で、それも育児だけでなく、母親たちが歩むその先を描いていたことです。
育児から、老いや介護まで。
子どものための絵本はたくさんあるわが家ですが、この2冊は私にとって新鮮で、そして涙腺が崩壊する内容でした。
このところ寝る前の読み聞かせはもっぱら次男と三男に向けてで、長男はその間自分の好きな本を読んでいることが多いのですが、どういうわけか珍しく長男が興味を持って
「これ、ボクが読んであげる」と言い出しました。
もちろんみんな読むのは初めてです。
一羽のアヒルが、ワニの赤ちゃんを拾って育てるところから始まる物語でした。
…大きく育ったワニの子が実の親に再会して、食べられそうになったアヒルのお母さんを助けるとか、そんな展開なのかな…と予想して聞いていたんですが…