コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
夫婦間の「些細なズレ」ってどうしてる? 子どもと夜までゲームする夫に物申す!【コソダテフルな毎日 第144話】
■夫が口うるさかった数年前…
当時はヤカンで麦茶を沸かしていたのですが、夫と長男ががぶがぶ飲むのですぐになくなってしまうんですよ。
なくなったらすぐに沸かせば問題ないのですが、そのお茶ひとつがどうしても沸かせないんです。
いや、違います…お茶を沸かす事が私にとっては優先順位が低かったんです(飲むものがなければ水道水を飲んでいればいい派)。
麦茶が沸いていないことに気がついたら、そこから始まる夫のお説教…。
ややこしい次男を1日中背中におぶりつつ、見て見てを連呼してエンドレスにクイズを出題してくる(しかも大半が意味不明)3歳の長男の相手をしながら家の事のすべてをこなす私に、夫は「どうしてお茶のひとつも沸かせないんだ!」と畳みかけてきました。
「気がついた人がやればいいでしょ!!」と口答えすれば、「その言葉をそっくりそのまま返す」と返され、麦茶のせいで夫婦喧嘩をしたこと数知れず…。
夫からしたら1分で終わる事をどうしてすぐにやらないのか、不思議でしょうがないから懇々と説教をしたのでしょうが、結局私はさほど変わらず…。
その後数年かけて夫は「多少のことは目をつぶる」、ということを学んだようです。
でもこの「片目をつぶってるぐらいでちょうどいい」って夫婦お互いにとって言える事なんですよね。
私自身、夫と結婚をするときに誓いを立てたのは「相手を許す」という事なのですが、片目をつぶる感覚と似ているところがあると思います。
が!!
片目をつぶるのにもほどがあるといいますか、あまりに長い間つぶり続けているのもそれはそれでよくないと思うんですよね。私の場合はつぶり続けてダメだったと思っています。
この間、久々に夫にイラッ! と来た事があったんです。聞いてくれますか?