コミックエッセイ:たんこんちは ボロボロゆかい
暴れまわる大きなお兄ちゃん! 赤ちゃんが叩かれていく中で、息子がとった行動とは?【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.7】
それは、ある平日の昼さがり。
息子と二人でショッピングモールに買い物に来た私は、無料で開放されているキッズスペースで息子を遊ばせることに。
まだ一人歩きせずハイハイだった息子も、“0~2歳まで”と赤ちゃん用に開放されているその場所では、のびのびと遊ぶことができました。
他の赤ちゃんからもらえる刺激も楽しいようで、満面の笑みでハイハイする息子。
穏やかな時間が過ぎていく…そう思っていた時でした。
■3~4歳くらいのお兄ちゃんがやってきて…
併設された“3~6歳まで”のキッズスペースから、
3~4歳くらいのお兄ちゃんがやってきました。
そして…
伝い歩きの練習をする赤ちゃんの頭を、ポカッとたたきました。
近くで見ていた赤ちゃんのお母さんも、それには思わず困惑。
お兄ちゃんにやさしく声をかけるも、
お兄ちゃんは知らん顔して、赤ちゃんスペースで遊び始めます。
よその赤ちゃんと言えど、赤ちゃんは赤ちゃん。たたかれる様子には胸が痛みます。
その後も、赤ちゃんのおもちゃを奪い取り、どついたり、たたいたり…そのお兄ちゃんは好き放題、赤ちゃんスペースを牛耳っていきました。
たたかれた赤ちゃんのお母さんたちも、怒るにも怒れず、お兄ちゃんの保護者の姿も見えず、困惑するばかり。
すると…
ついに、わが子にまで牙をむいたクソガ…お兄ちゃん。菩薩顔の私でも、さすがにこれは黙っていられません。
一言ガツンと言ってやる…と立ち上がった、その時でした。