コミックエッセイ:四方向へ散らないで
母も経験を重ねると強くなる! 双子の育児で不安だった睡眠不足だが…!?【四方向へ散らないで Vol.7】
あけましておめでとうございます! 野原のんです。
子どもたちに協力してもらって描いた年賀状…。それぞれが持っているネズミのイラストは、子どもたち本人が描きました!
今年もよろしくお願いします。
新年、1発目のコミックエッセイも、双子が退院してきて、わが家の4人育児がはじまるところからのスタートです。
■里帰りをせずに家で過ごすことにした
今回の産後、私は里帰りをせずに家で過ごすことにしました。
わが家の方が流れを作りやすく、何かにつけて動きやすいですし、何より
上2人が学校と保育園に通っていたことが大きかったからです。
里帰りをすると、地元から離れることになるので、常に小学生と年長が1日中いる状態になり、それはどうしても避けたかったのです。
昼間は上2人が学校と保育園に行ってくれる環境の方が、圧倒的に子育てしやすいと考えての選択でした。
正直、不安はありましたが、里帰りはしないと決めたときに、義母と実母が入れ替わりでしばらく泊まって「いろいろするよ」と言ってくれたので、遠慮なく甘えました。
退院してきてまず思ったのが…
これは2人目を産んだときも感じたのですが、いやもう完全に巨人の勢い! 笑
長男のニジくんなんて、まだまだふわふわした幼児、と思っていたのに…2000グラムちょっとの双子を前にすると、もう行動のひとつひとつが全部荒々しく見える!
だがしかし、これは想定内。
上の子が巨人に見えたり、動きが乱暴に感じることも、2人目育児のときに経験してきたから、それくらいじゃ動揺しないぜぇ…! と、どっしりと構える私。
そして、晩ご飯を食べて、双子とともに睡眠へ…
しかし、ここでソッと開くドアと、そのすき間から話しかけてくる上の子。その声でふえっとなる双子。
これが頻発するとイライラしてきちゃうんですよね。
「双子が寝られへんから後にして!」と、言いたくなっちゃう。
でも、2人目育児のときに、私はここで
上の子を怒ってすごく後悔したんです。
上の子はママが久しぶりに帰ってきて、うれしくていろいろと話したいだけなのにって…。
そういう後悔がずっと頭にあったので、あえて上の子の言葉に毎回、返事をしていました。
赤ちゃんって、繊細ではあるけど産まれてしばらくは、なんだかんだ周りで話していても、大声で話さなければ、気にせず寝たりするんですよね。