コミックエッセイ:もりりんパパと怪獣姉妹
ドラマの真似して背中さすったら怒られた! 夫は無力か ~姉妹誕生物語その2~【もりりんパパと怪獣姉妹 第25話】
そしてドラマか何かで見たのを思い出して実践…!!
しかしダメでした!!
むしろ痛いから身体に触れないでと怒られてしまいました。
そ、そうなのか…ムムム。
で、そんなことよりも暑くてたまらないから扇いで欲しいと言われましたが、手元にうちわや扇子はなし。
仕方ないので病室にあった避難訓練の経路図(A4サイズでプラスチック紙のような物)を借りてきて風をおこすことに。結局早朝までお借りしました。
そんなこんなで時間はどんどんと過ぎて行き。
子宮口も次第に全開となり、陣痛の間隔もかなり短くなってきました。
あまりの苦しみに嫁さんが握る僕の腕は切れて血が滲みます。
でも、そんなのどうでもよくなる程苦しそうな顔をしている嫁さん。
唇付近は力んで浮き出る毛細血管が痛々しい。
それでもこの後元気な赤ちゃんと会えることを希望に頑張るその姿。
僕は何も出来ませんが、ただひたすら隣で願い祈っていました。
頑張れ…頑張れ!!
長女と会えるまで、あと少し…!!