コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
「正しい育児」でがんじがらめだった私…深夜のスーパーで子連れを見ていま思うこと【コソダテフルな毎日 第154話】
男の子は満面の笑みを浮かべていて、おばさん、おばあちゃん、おじいちゃんたちもすごく微笑ましく男の子と接していたんです。
なんだかとっても愛されている&かわいがられている~~!!
その様子を見たら…「規則正しい生活リズム」だけにがんじがらめになっていた私自身って、すごく薄っぺらかったな~と思って。
■育児にはいろいろなやり方があっていい!
私自身、子どもが1人2人と増えていくうちに、寝かせようとしたって子どもはなかなか寝ない事や、こういう風に育てようと思っても、思い通りに育たないことも身に沁みてわかりました。
この経験から「愛情があればやり方にこだわる必要はない」という結論にたどり着きました。
少し乱暴な言い方のように聞こえますが、
〇〇してはいけないとか、こうしないといけないとか決めすぎなくても、その子自身の心が満たされていて衣食住に極端な不足がなければ、あとはなんだっていいや~! っていう結論に至ったんです。
子どもが遅い時間に外を出歩く。
これに対して拒否反応を示していた自分ですが、
今では、別にそんな日があったっていいと思いますし、
遅い時間にスーパーに行ったからといって将来この子がグレる! とか非行に走る! とか人間そんな単純なものでもないと思うようになりました。
この男の子のすご~~く幸せな顔、ふくふくのほっぺ、目を細めて見守るおばあちゃんたちの様子を見て、
一場面だけを切り取って人の子育てを評価していた自分の浅はかさを反省しました。
子育てって一場面だけ切り取ってみるとすごく残酷な母親のように見えてしまったりしがちです。