2020年3月30日 12:00|ウーマンエキサイト
夫が泣いている…流産という悲しいできごとを2人で乗り越えよう【ねこでよければVol.3】
■悲しい気持ちも2人で乗り越えれば、やがて幸せをもたらす
態度に出さない夫がわかりにくかったと伝える妻。でも、実は同じ気持ちと知り2人の絆は深まることに
『ねこでよければ』①(ホーム社/集英社)
男だから、女だから…という思いにとらわれている人も多いのではないでしょうか。夫の不器用な優しさと妻を思う気持ちの深さにぐっとくる作品でした。
子育て中の私もつい子どもに目がいきがちで「なぜ夫は協力してくれないのか、なぜ私と同じように子どもを見てくれないのか」と思ってしまうことも多く、夫の気持ちに寄り添うことがなかなかできません。
いくら夫婦と言えど他人。思っていることや気持ちは「しっかり伝えないと伝わらない」ことを実感できるストーリーでした。
他にも心にしみる泣けるストーリーが満載の「ねこでよければ」モヤモヤした気もちをねこさんに少しだけ軽くしてもらえますよ。
『ねこでよければ』①(ホーム社/集英社)
やまもとりえ著 1,200円(税抜)
『ねこでよければ』①(ホーム社/集英社)
ねこさんが開いた「話聞きます」屋さん。人間関係に悩むサラリーマン、人の境遇と才能を羨む美大女子、小さな命と向き合う夫婦、田舎嫌いで都会へ出てきた青年…、モヤモヤした気もちをねこさんに少しだけ軽くしてもらって、私は私の、僕は僕の、自分だけの人生を歩んでいこうと思える前向きな気持ちになれる一冊です。
「みんな何らかの事件に巻き込まれている」!? 出会いと別れの季節に対する次女の独特な解釈!【子育てはフリースタイル Vol.64】