コミックエッセイ:もりりんパパと怪獣姉妹
入院後も下がらない熱…そして驚きの病名が発覚した【もりりんパパと怪獣姉妹 第30話】
僕はこの件で様々なウイルスや肝炎・HIVなどの検査もしましたが、いずれも陰性だったそうで。
珍しい経路(日本で単純に検査できないウイルスから何かしらの経路)で感染したのでしょうとのことでした。
まぁ、何ともめずらしく厄介な病気になったものです。
で、この病気は特別な治療法はなし。基本安静にしていれば数週間から数ヶ月で完治するとのことでしたが…
ちょっと期間が長すぎてげんなり。この辺りで少しづつ心がくじけそうになる兆候が見え始めてきました。
が、このまま負けるわけにはいきません。
点滴をしているとはいえ、何も食べなかったらきっともっと悪くなってしまう。病院内にあるコンビニなら僕の好きなプリンなどがあるかもしれない。
でもとてもそこまで歩くことはできないし…
ラインアプリで嫁さんに確認すると、まだギリギリ面会可能(原則1人のみで30分制限とマスクの着用義務アリ)とのこと!
嫁さんにはずいぶんと迷惑をかけてしまいましたね。家族のありがたみをひしひしと感じました。
※因みに、PCR検査をしてからほぼ毎日のように保健所から嫁さんに僕の状態確認の電話がありました。
確認は退院の数日後まで、症状の緩和がはっきりと分かるまで続きました。
どうしても短い時間しか滞在できないので、こまめに足りないものを持ってきてもらったり。
病院内での新型コロナウイルスの感染対策のため洗濯も出来なかったので、着替えの入れ替えをしてもらったり。(病院着は看護師さんに渡すことで出来るのですが、洗濯機が使えないため下着などが洗えなかったのです)
でも、うちの嫁さんそもそも運転がすごく苦手なんです。
都会なんて尚更…
それなのに日々1時間以上もかけて来てくれていました。
こんなに迷惑をかけて、でも子どもたちも変わらず家で元気にやってくれていて。
僕は早く良くならないとなぁと思いながらも、身体の自由はまだ効かないままで。
そんな葛藤との戦いで入院生活は続いて行きました。
次回で今回のシリーズは最終回! 6月4日掲載予定です。
※今回の体験は、2020年3月時点のものです。現在とは状況が異なる場合もあります。
※今回の体験記に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
また、筆者は新型コロナウイルスへの感染はありませんでしたが、症状や疑いがある方は、最新の新型コロナウイルス感染症の対応をご確認のうえ、指定機関にご相談下さい。
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