コミックエッセイ:シャトー家の観察絵日記
産休ライフを楽しむはずが、まさかの水虫!? 悪化する症状、そのとき夫は…【シャトー家の観察絵日記 Vol.15】
■非常事態に夫が取った行動とは?
ネットで調べると、かゆみへの効果的な対処方法は冷やすこと。
しかし保冷剤を足裏につけて冷やすと、すぐにお腹が痛くなり、
妊娠中の冷えは大敵だと痛感。
結局、汗をかかないように扇風機の風を足にあて、小まめに足を洗って清潔にする2点で出産までの毎日を過ごしました。お腹が張ったときは扇風機の風から足を外す、お腹は常に暖かくするだけ気をつけながら…。
睡眠不足で心の余裕がなくなり不機嫌な時間が増えましたが、
夫は黙って「かゆくてつらい」という愚痴を聞いてくれ、頼まれた買い物はしてくれたことは本当に感謝です。
産後もこのかゆみが続いたら…と不安でしたが、不思議なことに陣痛が始まってからかゆみの記憶がありません。
そして、出産後はかゆみがスッと引いたのです(出産後かゆみがなくなるかどうかは個人差があります)。
水虫も産後一月経ってから皮膚科で完治していると診断してもらい、心配していた赤ちゃんへの感染リスクもなくなりました。
妊娠初期もつわりがなく元気いっぱいだった私。
マタニティライフの中で、この後期の出来事が忘れられない一番つらい期間となりました。
産休ライフを思ったように楽しめなかったのは当時はすごく悔しかったけれど、いま考えると妊婦の自覚が少なかった私に赤ちゃんのために体を労るためにだったのかも、と感じたりします。
またこの時期の不眠生活のおかげで新生児の夜のお世話の方が楽に感じたのはうれしい誤算でした。
※この体験記に記載された内容は、あくまでも筆者の体験談となります。皮膚疾患については、専門機関を受診することをおすすめいたします。
「ありがとう」あの頃のあなたがいるから今の私たちがいる【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.65】