コミックエッセイ:シャトー家の観察絵日記
私には逃げ場がない…婚約破棄まで考えた夫との生活。それでも私が耐えるワケ【シャトー家の観察絵日記 Vol.18】
「私の夫は家事をしない男」です。
交際中、夫は実家の一軒家に一人暮らしで、「親の家だから、結婚するまでは家に呼ばない」と言っていたため夫の家事能力を実際みることはありませんでした。それでも「一人暮らししているんだし、人並みにできるのだろう」と考えていました。
しかし、婚約後夫の家に初めて招待されて、その考えが甘かったことに気がつきました。
■「家事をしない夫」のこれまでのあらすじ
「子どもが産まれたら家事をする」と誓ったはずが、実際には妻が骨折しても体調不良で寝込んでも、動くことはなくて…。
■汚すぎる家、掃除しない夫…もう婚約破棄したい!
夫の寝る場所以外はものが散乱し、フローリングは埃が積もって茶色のはずなのに白い! シンクに溜まっている洗い物にはカビが生えているし、トイレなんておぞましくてひと目で逃げました。
しかし、「結婚後はこの家に住みたい」と言う夫の希望があったので、意を決して掃除を開始! その掃除も「2人で協力しあって」と思っていたのに、蓋を開けてみたら掃除をするのは私だけ…。
夫の家で、夫が汚したものなのに。
夫のスタンスは「したい人がすればいい。俺はこのままで困らない」。それは、新婚生活に向けて気持ちよくスタートさせるための努力をするつもりはないと、私は感じました。
夫は、専業主婦の母親がすべての家事を担う家庭で育ち、私も母は専業主婦でしたが、父は休日に家事を行う家庭で育ちました。
この育ってきた環境による価値観の違いが、新婚生活がはじまる前の家の掃除で発覚。夫の希望を叶えるために家の掃除をしようとしているのに、まったく協力するつもりがない夫に不信感が募っていき…。
とうとう婚約破棄の相談を実父にしたのでした…!