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コミックエッセイ うちの家族、個性の塊です

社会人になってからも続いた…祖母からもらった「お小遣い」の思い出【うちの家族、個性の塊です Vol.65】

ウーマンエキサイト
私が小さいころ、父方の祖母の家に行くと、いつも祖母がお小遣いをくれました。

中学生、高校生になると、(今、思えば薄情なことですが…)祖母からもらえるお小遣い目当てで、両親が祖母の家に行くと聞けばついていっていました。

■祖母から当たり前のようにお小遣いをもらっていたけど…!?


社会人になってからも続いた…祖母からもらった「お小遣い」の思い出【うちの家族、個性の塊です Vol.65】
しかし、大学一年生になった19歳のときに、祖母の家に行き、当たり前のようにお小遣いをもらって、ふと思いました。

社会人になってからも続いた…祖母からもらった「お小遣い」の思い出【うちの家族、個性の塊です Vol.65】
「いったい、いつまで祖母からお金をもらっても、いいのだろう…」

当時、私はアルバイトをしていて、お小遣いをもらわなくても十分な収入がありました。

まだ学生であるうちはもらっていいのか…それとも成人(20歳)になったら、もらわない方がいいのか…。

考えた末、20歳になる来年は、もらうのをやめようと決めました。

翌年、祖母の家に行くと…「はい」と祖母からお小遣いを渡されました。

私は「もう20歳だから、もらえないよ~」と言いましたが、祖母は私の手にお金を握らせました。

社会人になってからも続いた…祖母からもらった「お小遣い」の思い出【うちの家族、個性の塊です Vol.65】
私が申し訳なさそうにしていると母から、

「おばあちゃんは、あげることが楽しみだから、もらってあげた方がよろこぶよ」と言われました。

結局、私は次の年もその次の年も祖母からお小遣いをもらい、大学を卒業して社会人になりました。

「さすがに社会人になってまで、お金は受け取れない! 今年からは、祖母がお小遣いをくれても断ろう!」…そう思っていました。

しかしその年・・・祖母は「はい、これ。コーヒー代にしなさい」と5千円札を私にくれました。

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結局、祖母の申し出を断わることができず、私はお金を受け取りました。
 
 
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