コミックエッセイ:たんこんちは ボロボロゆかい
発達障害グレーゾーンの娘の入学が不安だったが、ひょんなことから娘の学校生活が垣間見えて…!?【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.22】
うちの娘は発達障害グレーゾーン。
言葉の発達から運動面まで平均で1年以上の遅れがあり、就学前の発達評価では
“軽度知的障害”とも言われるほどでした。
■発達グレーゾーンの娘の入学は不安だらけ
保育園でも一緒に遊ぶのは、発達具合が同程度の下のクラスの子どもたち。
慣れない場面ではパニックを起こしやすく、運動会や発表会は毎年、一生懸命、練習を重ねた娘が取り乱して大泣きする姿を見るしかできないのがお決まりのことでした。
そんな娘は就学前健診でもパニックを起こして泣き出し、ほかのみんながひとりで健診を受ける中で、うちの娘だけは母親である私同伴。
「あの子、なんだろう?」「どうしたんだろう?」というクラスメイトになる子どもたちの視線は、母親である私でも痛いくらいでした。
そんなわけなので…。
娘の入学はとってもとっても心配なものでした。
中でも心配だったのが、
“友だちつきあい”。
今まで年下の子たちとばかり遊んでいた娘が、同じ年のクラスメイトの中で、やっていけるのか…。
周りの子たちから、孤立したりしないだろうか…。
特に娘が入学したその年は、新型コロナウイルスで学校生活が大きく変化した年でした。
そんな中で娘が楽しく学校に通えているかどうかは、入学から1年たっても、私の心配の種になっていました。