夏休みももう後半ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
9月1日は始業式でもありますが、「防災の日」でもあります。
防災の日は、1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんだもの。
関東大震災の教訓を忘れないという意味と、この時期に多い台風に備えて警戒するという意味を込めて制定されたそうです。
日本は、地震・津波・台風・洪水・土砂崩れなど災害の多い国で、1年を通してさまざまな災害が起こっていますよね。
そんな災害の多い日本に住んでいながら、実は私も主人も、大きな災害を経験したことがありません。
なので、当初私たち夫婦は、防災意識がとても低く、全くと言っていいほど何も対策をしていませんでした。
そんな私たちの防災意識を一変させた出来事があります。それは、2011年3月11日に起きた東日本大震災です。
震災当時、大阪にいた私は、長い横揺れを感じただけですみました。
しかしニュースで東北の悲惨な状況を知り、こんなことが現実にあるのかとひどくショックを受けたことを鮮明に覚えています。
この大震災を機に、私たち夫婦も防災についてしっかり考えるようになりました。
今回はわが家の災害への備えをご紹介しようと思います。
■わが家の災害対策:キッチン収納
今の戸建てに引越してすぐは、パントリーのオープン棚に食器を収納していました。
オープン棚だとサッと取り出せるのでとても便利だったのですが、地震のことを考えると怖い…。
なので、ディッシュスタンドを購入して食器類や重たい調理道具はシステムキッチンの引き出しへ収納するようにしました。
これなら地震が来ても安心。
わが家は備蓄のために、キッチン横に2畳のパントリーを設けました。
ここでローリングストックしています。
上部には軽いもの(キッチンペーパー、ティッシュ、紙皿、プラスチック製の皿、ゴミ袋など)
中段には食料(レトルト食品、乾物、粉物、調味料など)
下部には米や水、ホットプレートなど重たいものを収納しています。
以前はストックの賞味期限をよく切らしていました。しかしオープン棚なので、常にきれいにしておかなければというプレッシャーから、定期的に整理整頓するようになり、賞味期限が切れる前に消費できるようになりました。