コミックエッセイ:3姉妹DAYS

子どもの頃とは勝手が違う!? 4歳娘の虫取りデビューで自分にビックリしたこと【3姉妹DAYS Vol.35】


理想は、「お母さんと一緒にセミを触って観察しましょう!」と…


見て、聞いて、触って…、五感で虫を感じるチャンス!

「見ててよ! お母さんね小学生の頃、セミを捕まえ過ぎてお友達からセミ娘って呼ばれていたんだから!」

今となっては謎のあだ名をつけられていたどうでもいい情報を伝えながら、娘の前で網の中にいるセミを掴もうすると…

しかし現実は…触れなかった!

怖っーーー!! いや、もう何、この暴れよう…!

ってセミの方こそ「あんた怖いよ!」ですよね。

そんな自分にビックリさせられた直後、同じ虫網を持った女性に話しかけられました。

先ほどの私の様子を見ていたのか、それとも見ていなかったのか…。「セミを掴むことはできますか?」と唐突に聞かれ…

虫網を持っているのに虫を掴めない母ふたり。

「このセミ、虫網から全然離れないのよ」と言って、「ブンッブンッ!」と虫網を振り回すものの、本当に一向に虫網から離れないセミ。

なぜだろう…。不思議だ。

「……」

虫を掴めない者同士の沈黙が少し続いたあと、女性とその子どもと思われる2、3歳くらいの男の子の親子は、川の方向へ向かっていきました。

私もですが、いざ子どもと虫取りに行っても虫を触ることができない親もいるものだな、と思った出来事でした。


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