コミックエッセイ:3姉妹DAYS

子どもの頃とは勝手が違う!? 4歳娘の虫取りデビューで自分にビックリしたこと【3姉妹DAYS Vol.35】


■事件発生! 娘が号泣!?

私たちはその後、気を取り直して「もう一度セミを捕まえよう!」と木の方向へ歩き出しました。すると、事件が…。

少し先を歩いていた娘が「ギャーーーー!!」号泣し出したのです。

急いで娘の近くに行き、「どうしたの? 大丈夫?」と聞くと…

もう帰る! と号泣する娘。

「クモの巣が口に!! もうイヤーー!」

と大絶叫!

クモの巣を取り除き、安心するよう声掛けをしますが…

「お母さんもたまにあるよ。へこむよね、クモの巣トラップ。でも何事もなくてお母さん、安心したよ」と言っても、「無理! もう虫取りなんて二度としないから!」と娘は大激怒。

そこでこのまま無理やり虫取りさせるのもダメかなと思い、その日は帰りました。

数週間経った後、娘に「今度は虫取りツアーに参加してみる?」と聞くと、「いいね! 行く行く!」と前回のクモの巣のことはすっかり忘れているのか、前向きな返事が戻ってきました。

虫は想定外の動きで驚いたり、不思議に思うこともたくさんあって、「もっと知りたい!」「捕まえられるようになりたい!」と自分から学び、調べ、触って確認もできるもの。

だから虫取りは、子どもの感性を育てるうえで大切な体験であると思います。

来年こそは、セミを触れるようになる!

それが私の来年の抱負です。娘といろんな生き物を触る体験をこれからもしていきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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