コミックエッセイ:あり子のワーママ奮闘記
パニックなときに入院同意書にサインをして「モヤモヤ」が残った話【あり子のワーママ奮闘記 Vol.28】
■前回のあらすじ
切迫早産で入院することになり、おなかの張りをおさえる点滴の投与がはじまりました。
こんにちは、宝あり子です。
■注射嫌いの私が24時間の点滴生活
私は注射が嫌いです。
注射の針が刺さっていると思うだけでクラクラしてしまいます。
妊婦健診でときどき採血があるので、そのたびにヒーヒー言っていました。
そんな注射嫌いのわたしが点滴をすることになり…。
24時間の点滴生活が始まり、とてもショックでした。
ちなみにこの点滴生活でさらに注射嫌いに磨きがかかった私は、
「もう点滴生活は送りたくない…」と思っていたのに、乳がん治療で抗がん剤を点滴を始めることになるのは、また数年後のお話…。
■点滴「ウテメリン」の副作用
さて、そんな注射嫌いな私がウテメリンの点滴を開始して、しばらくすると点滴の副作用が出てきました。
身体が熱くて汗が止まらず、パジャマは汗でびしょびしょになりました。
さらに動悸も起こり苦しかったです。
とはいえ、最初は点滴の副作用なのか分からず、点滴交換にきた看護師さんに聞きました。
やはり点滴の副作用でした。
看護師さんいわく、しばらくすると身体が慣れて副作用も落ち着くとのことでした。
ですが、慣れるどころか手の震えも起こり始めました。
この手の震えの副作用は食事のときにお箸が持てなくて困りました。
なんとかお箸を持って必死に食べ進めていましたが、手に力を入れようとすると手がつってしまい、結局あまり食事ができませんでした。
身体の熱さ、汗、動悸、手の震えといった副作用は、点滴開始から3日ほどたち、ようやく落ち着きました。
入院から最初の3日間は副作用もあったし、突然の入院に心が追いつかず特につらかったです。