コミックエッセイ:なんとかなるから大丈夫!
産後うつ状態になった私が、子育ての「思い込み」から解放されるまで【なんとかなるから大丈夫! Vol.47】
ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。
息子も小学2年生になり、自分でできることが増え、ずいぶん楽になりました。
過去を思い返してみると、息子が生まれる前から、私は子育てについての思い込みがたくさんあったように思います。
ということで今回は、子育ての思い込みから解放されたことについて書いていきますね。
息子を妊娠したときのことです。
私には理想の育児がありました。
■子どもが生まれて産後うつに
子どもには優しく穏やかな気持ちで接し、楽しく育児をしていこうと決めていました。
子どもを産み、育てるなんて並大抵のことではありません。
子どもを育てることに責任も感じていました。
失敗することは許されない、と自分にプレッシャーをかけていました。
不安になることもありましたが、前向きに考えることは得意だったので、きっと何とかなる、と根拠のない自信がありました。
しかし、現実はそんなに甘いものではありません。
妊娠中も、精神的に不安定になることは多々ありました。
しかし、子どもが生まれ、一層不安定になってしまったのです。
完全に、産後うつだったと思います。
不安なことがあると、夜な夜なネットで検索ばかりしていました。
息子が夜中にたびたび起きるので、ただでさえ睡眠時間が減っていたのに、さらに睡眠時間は減りました。
息子と2人で家で過ごしている間は気が張っていて、何とか過ごしていましたが、週末、家族が全員休みの日がくると、絶望的な気持ちになりました。