不登校の子はなぜゲームをするの? 相談支援の専門家が解き明かす「子どもが元気を取り戻す方法」とは?
■我が子をまるごと受け止めるって?
本の中では、その他に学校とのやり取りの仕方、不登校をめぐって変わりつつある社会の仕組み、進路の選択肢についてなど、西野さんのアドバイスが懇切丁寧に書かれています。さらに、かつて不登校を経験した子どもや親の座談会で当事者の生の声を知ることもできます。
▼子どもが心身ともに休めるようになるには…
元気に学校へ行けなくなって悩む我が子を見るのは、親としてとてもつらいことです。そんな時、まずは子どもに肯定的なまなざしを注ぐこと。その子の存在をまるごと受け止め、その子の中にともる命の灯を消さないことが大切だ、と西野さんは言います。親や信頼できる大人にそんなふうに見守られれば、子どもは心身ともに休むことができ、やがて安心して過ごすことができるようになるのだそう。そして、そうなって初めて外に向かおうというエネルギーが湧いてきて、自然に歩き出すと言います。
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それぞれ抱えている問題や状況は違うでしょうし、親の気持ちも日々揺れ動くもの。そんな時でも、不登校の子どもに約40年間寄り添い、その変化を目の当りにしてきた西野さんが教えてくれる「考え方のヒント」はきっと親にとっての道しるべとなることでしょう。
\ ご紹介した書籍 /
『学校に行かない子どもが見ている世界』西野博之 著 來來珈琲店 マンガ(KADOKAWA)1,500円(税抜)
約40年間不登校の子どもと親に寄り添い、居場所作りをしてきた西野博之さんが、我が子の不登校に悩む親に向けて「考え方のヒント」をつづった1冊。その長い経験から不登校の子どもたちが見ている世界と、親が見ている世界の違いをマンガでわかりやすく解説し、子どもの心を回復させるための親の関わり方を提案する。
約40年間不登校の子どもと親に寄り添い、居場所作りをしてきた西野博之さんが、我が子の不登校に悩む親に向けて「考え方のヒント」をつづった1冊。その長い経験から不登校の子どもたちが見ている世界と、親が見ている世界の違いをマンガでわかりやすく解説し、子どもの心を回復させるための親の関わり方を提案する。
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