コミックエッセイ 育児に遅れと混乱が生じてる !!
小4息子の母が振り返って「あの時こうしておけばよかった!」と思うこと【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.82】
■無理しないで休もう!
とにかく頑張り過ぎないことをモットーに、土日はいったん学校のこと以外は習い事含め、すべてお休みしてもよかったのかもしれない。
休日はなんとなく「平日バタバタしていた分、土日は頑張らなきゃ! 充実させなきゃ!」と思っていたが、私も息子もどんどん休めばよかった。
そして去年、3年生。
いよいよ勉強が難しくなってきた。
算数は分数や割り算、大きな数の計算。
母もまだ教科書をさらって理解すれば自身は解けるとはいえ、息子本人の理解が「もう一息!」ってところで教えることができず、わからないまま取りこぼしてしまうと、その「ここがちょっとわからない」というモヤモヤが蓄積されてしまい、自信が持てないせいかどんどん勉強に消極的になってしまう。
なんでそう思うかって、私自身が小学校の時そうだったから。
この3年生あたりから算数につまずいてしまい、多分テストも100点取れてほしい、やさしいものでも70点くらいで放置していた。
次に国語。
特に漢字はテスト前しっかり書いて勉強しないと珍回答だらけ、ということが3年生くらいから出てくるようになった。
わからないところは学校の先生が教えてくれるとはいえ時間には限界がある。
学習面を学校で100%補うことは不可能であり、自宅学習をしないとどうにも学力はつかないということに息子が3年生になってようやく気づき、3年生の3学期から家庭教師の先生を頼むようになった。
塾とは違い母も一緒に聞けるので、母子の距離が超絶近い我が家には最適。
息子も1対1で教えてもらえるのは嬉しそうである。
わからないことがあると「はは―」と聞かれることがまだまだ多い我が家では、塾より家庭教師の先生をお願いする方が、隣で聞いている私も一緒に勉強の進捗(しんちょく)や術を教えてもらえるので大変ありがたかった。
と、小学校生活3年間を終えたが、まだまだ悩みやぶつかる壁はなくならない。
今回は勉強や体調だけしか描けなかったが、学年が上がるにつれて友達とのもめ事やだんだんと学童になじめなくなったり、おうちでゲームをオンラインにつないだらうっかり知らない人とフレンドになっちゃったどうしよう! なんて、成長し行動範囲が広がった分だけ悩みがでてくる。
そんな時は
「自分が小学生のときはどうだったか」
「もし自分が小学生だったらどうしたいか」
と、心を30年前にできる限り寄せて想像してみたりする。