2023年7月14日 06:15
「奇跡です」発達凸凹高1次男、小3止まりだった学力が急上昇!しかし2年連続のうっかりミスで大学受験に失敗!?
中学生から積み重ねた工夫がついに花開く!?
わが家は母である私・ワッシーナを筆頭に、家族全員が個性いろいろな発達凸凹タイプです。それぞれの特性をキャラクター化しており、動物の顔をしています。
高校生になった次男ウッシーヤは、あいかわらずのゆったりペースで、学力は小学3年生レベルのままでした。ところが、高校1年生の2学期になって、いきなり学力がアップし、同級生たちに追いつきました。
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ウッシーヤのクラス担任の先生は驚きを隠せない様子でした。
「ウッシーヤくんは奇跡です。いったいなにが起きているのですか?」
私はすぐに答えられませんでした。中学1年生のときに発達の偏りが分かり、さまざまな工夫を重ねたので、どれが効果的だったのかは即答できなかったのです。
あれから10年経った今も、なぜ急に成績が伸びたのかは、よく分かりません。おそらく、ウッシーヤ本人が自分の言葉で語るときが来るのを待つのがいいと思います。
結果を急がず、日々工夫を楽しむことが大切ではないでしょうか。
保育士になりたい!やる気スイッチが入る
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ウッシーヤは中学時代から始めた保育園のボランティアを高校時代も続けていました。おそらく年間50日くらいは通っていたようです。あまりの熱心さに園長先生はすっかり感心してくれたようで、
「将来、保育士の資格を取ったら採用してあげる」という励ましのことばをいただいたのです。
ウッシーヤのやる気スイッチが入りました。「高校を卒業したら保育科のある大学に進学したい」と言いました。
具体的な志望校も決まり、ますます勉強に力が入りました。成績も安定してきて、私はすっかり安心してしまいました。そのため、大学受験のために必要な高卒認定試験(高等学校卒業程度認定試験)の手続きを本人に任せてしまったのです。
油断大敵、まさかの手続き失敗が連続
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わが家の子どもたちは全員インターナショナル系のフリースクールに通っていたため、大学を受験するにはまず高卒認定試験に合格する必要がありました。そして、受験手続きのためには収入印紙を購入して、申請書類とともに郵送しなければなりません。ウッシーヤは手続きの説明書をしっかり読んで郵便局に向かいました。