あなたの子どもはどのタイプ? MBTI “16の子ども性格タイプ” 診断&伸ばし方

「うちの子、どうしてこんなにマイペースなんだろう?」「新しいことにすぐ飛びつくけれど、飽きっぽいのかな?」子育てをしていると、子どもの行動や性格に戸惑うことがありますよね。でも、それは「個性」や「性格タイプ」の表れかもしれません。
本記事では、MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)をもとに、子どもの性格をわかりやすく紹介します。MBTIは、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングが提唱した「タイプ論」にもとづいており、人間の性格を「外向・内向」や「思考・感情」などの組み合わせで分類する理論です。これをこどもまなび☆ラボ編集部が、子ども向けにアレンジして作成しました。
簡単なチェックリストでわが子のタイプを見つけ、その特性や得意なこと、向いている環境、そして親としてのサポート方法を探っていきましょう。
わが子の “MBTI” はどのタイプ?簡単チェックをやってみよう
人にはそれぞれ、考え方や感じ方、行動のクセがあります。「この子は新しいことが好き」「じっくり考えてから動くタイプかも」など、日々の関わりのなかで気づくことも多いですよね。
MBTI(エムビー・ティー・アイ)は、そんな性格の “傾向” を16のタイプに分けて考える性格理論です。スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングのタイプ論をもとに、アメリカのキャサリン・ブリッグスとその娘イザベル・ブリッグス・マイヤーズによって体系化されました。
現代の教育心理学でも広く参照される理論であり、アメリカの教育現場では子どもの学習スタイルを理解するために活用されています。MBTIでは、以下の4つの視点で性格の特徴を見ていきます。
- 外向的(Extraversion) or 内向的(Introversion)
- 感覚型(Sensing) or 直観型(iNtuituion)
- 思考型(Thinking) or 感情型(Feeling)
- 判断型(Judging) or 知覚型(Perceiving)
これらを組み合わせることで、全部で16の性格タイプに分けることができます。この指標を、子どもの性格にざっくり当てはめると、以下のようになるでしょう。
- 外向的(E)/内向的(I)
外向的(E):人と話すのが好きで、新しい友達をつくるのが得意。
内向的(I):ひとりで遊ぶのが好きで、静かな時間を大切にする。