子どもが少食、試合のお昼に固形物が食べられない、補食は何が良いか分からない......。 ママたちの悩みにプロが回答
夏休みが終わってもまだまだ暑さが続いています。暑さの中でも子どもたちが元気に動くために欠かせないのは適切な栄養摂取ですが、わかっていてもただでさえ食欲が落ちがちな気候...。少食な子どもたちの食事管理はさらに困難になりますね。
サカイクでは、「サカイクアンバサダー」のママたちに子どもの食事の悩みを募集し、それを管理栄養士・公認スポーツ栄養士の坂口 望さんに相談しました。
インタビューにはサカイクアンバサダーの齋藤さんも同席、ご自身のお子さんの食の悩みについて坂口さんに直接質問しました。
他にも試合の日の昼食で固形物が食べられない、練習後の補食は何が良い?などアンバサダーの皆さんから寄せられた「あるある」な困りごとにアドバイス。子どもの食で悩んでいる保護者必見です。
(構成・文:小林博子)
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■お悩み1:成長期の中学生、ごはん1食230gは少ない?
取材に同席したサカイクアンバサダー齋藤さんのお悩みは、成長期なのに子どもがやせてしまうこと。
齋藤さん:
小学生の頃はぽっちゃりしていたのですが、中学生になり最近ほっそりしてきてしまいました。身長が伸びてきているのに体重は増えずガリガリに見えてしまうのですが......。ご飯の量は、測ってみたところ1食230gでした。息子は今154cm、43kgです。
坂口さんのアドバイス:
今ちょうど身長がぐっと伸びる時期なのだと思います。ほっそりする子も多いので、心配しなくて大丈夫です。お子さんの身長と体重でご飯が230g×3食だとちょっと少ないので、給食以外の朝と夜で量を増やすか、捕食を摂るようにするかで工夫してみてください。
■お悩み2:朝食べられない子、パンでもいい?
続いて朝食はご飯かパンか、というお悩み。世間では「ご飯がいい」という声も多いですが、どうなのでしょうか。
齋藤さん:
夕食はそれなりの量を食べますが、朝食は少食。朝から品数多くテーブルに並べているものの、あまり食べてくれません。さらに最近はご飯よりパンがいいと言われますが、パンだと糖質が足りない気がしています。
坂口さんのアドバイス:
その日の気分や体調などでご飯でも食べられる日もあるなら、ご飯とパンを交互にするのもひとつの手。