作家・西加奈子の初期の傑作を、北村匠海、小松菜奈、吉沢亮が兄弟妹役を演じ映画化する『さくら』。この度、新たなキャストが発表された。
物語の主人公で長谷川家の平凡な次男・薫(北村さん)、容姿端麗で破天荒な妹・ミキ(小松さん)、ハンサムで人気者の長男・一(吉沢さん)という3人兄弟妹の両親役を演じるのは、寺島しのぶと永瀬正敏。
母・つぼみ役の寺島さんは「匠海くん、菜奈ちゃん、吉沢くん、そして永瀬さん。この5人で又家族の映画をやりたいです。自然に撮影中は本当の家族のように思えました」と撮影をふり返り、「苦難を乗り越えて家族が再生していく、今必要な映画だと思います」とコメント。
父・昭夫役の永瀬さんも「西加奈子さんの素晴らしい原作三人の子供達、お母さん、そしてサクラ...愛しい家族それぞれの出会いに感謝しています」と語っている。
ほかにも、3兄弟妹の人生のターニングポイントに登場するキャラクターとして、ミキにできた初めての友達、カオル役を「欅坂46」小林由依。
一の恋人・矢嶋優子役を、『honey』、連続テレビ小説「なつぞら」の水谷果穂。薫の同級生・須々木原環役に『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』に出演した山谷花純を抜擢。