くらし情報『JAXA、はやぶさ2が目指す小惑星「1999 JU3」の名称募集の概要を発表』

2015年7月21日 15:52

JAXA、はやぶさ2が目指す小惑星「1999 JU3」の名称募集の概要を発表

JAXA、はやぶさ2が目指す小惑星「1999 JU3」の名称募集の概要を発表
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月21日、小惑星探査機「はやぶさ2」が目指している小惑星「1999 JU3」の名称案の募集について記者説明会を開催した。

「1999 JU3」は1995年5月10日に米LINEARチームが発見した。大きさはおよそ900mで、地球と火星に挟まれるかたちで太陽の周りを公転している。この「1999 JU3」という呼称は正式名称ではなく、仮符号という暫定的なもので、「1999」が発見された年を、「J」が発見された月(頭文字ではなく、5月1日-15日に発見された事を表している)、「U3」は発見された順番を表している。

小惑星の名称決定までにはいくつかのステップを踏む必要がある。今回の場合、まずJAXAが集まった名称案の中から最もふさわしいものを選出する。その後、選出した名称を説明文とともに発見者のLINEARチームに提出し、LINEARから国際天文学連合(IAU)に提案してもらうことになる。IAUでの審査を経て、IAUの下部組織である小惑星センターが発行する科学誌「マイナープラネットサーキュラー」に名称が掲載されることで正式な発表となる。
スムーズに進めば今年末には名称が正式に決定する見込みだ。

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